自分がわからない

他人からどう見える?

鏡を見て驚く男の子

こちらは、東京大学の2015年の英語の入試問題だそうです。

この絵を見て、どう思われましたか?

この絵は、一体何をあらわそうとしているのでしょう?

 

Contents

【自分がわからない】鏡の中の自分とここにいる自分

【自分がわからない】それぞれの解答

ちなみに、わたしは、「常識に対するアンチテーゼ」ととらえました。

普通だったら、こちら側の主体が鏡に働きかける(姿を映す)ものなのに、鏡の中の主体の方がこちら側に働きかけてくるからです。

それも、「あっかんべー」をして(笑)

 

知人はこれを、「本音と建前」ととらえました。

 

また、検索いたしますと、「自分が思っている自分と他人が思っている自分とのギャップ」という見方もあるようですね。

 

【自分がわからない】自分の二面性

わたしの風変わりな解釈はさておき、普通は、内側の自分と外側の自分との対比ととらえるようです。

自分の二面性ですね。

 

本心としての自分と、外向けに演じている自分、という解釈。

こちらは、意図的に自分を使い分けていますね。

 

あるいは、自分が思っている自分と、他人から見た自分、という解釈。

こちらでは、他人から見た自分は、自分ではわからないですね。

 

【自分がわからない】他人から見た自分を意識してみる

そういえば、大学で進路相談をしていたとき、教授がこうアドバイスしてくださいました。

「自分が向いていると思っているものよりも、案外、周りの人から向いていると言われたものの方が当たっているものだよ」と。

 

ジョハリの窓、という自己分析で使用される心理学のモデルがあるそうです。

自分から見た自分と、他人から見た自分の、認識のズレを理解するためのツールだそうです。

自己には「公開されている自己」(open self) と「隠されている自己」(hidden self) があると共に、「自分は知らないが他人は知っている自己」(blind self) や「誰にも知られていない自己」(unknown self) もあると考えられる。

これらを障子の格子のように図解し、格子をその四角の枠に固定されていないものとして、格子のみ移動しながら考えると、誰にも知られていない自己が小さくなれば、それはフィードバックされているという事であるし、公開された自己が大きくなれば、それは自己開示が進んでいるととる事が出来るだろう。

 

出典:ウィキペディア ジョハリの窓

 

就職活動では、他人から見た自分を知る=他己分析は大事だといわれています。

他己分析は、ジョハリの窓でいう「自分は知らないが他人は知っている自己」にあたります。

これを知ることで、自分をどれだけ周りに表現できているかを自覚して、対人コミュニケーションを円滑に図ることができるようになるそうです。

そして、他人からフィードバックを得ることで、客観的に自分の強みを知ることができるそうです。

 

今の自分に納得できない。

あちこち興味のあることをやってみても、ピンとこない。

でしたら、自分に何が向いているのか、他人に聞いてみるのも、一つの手かもしれません。

 

ちなみに、わたしが他人の力をお借りして自己形成をしていったドタバタ劇は、こちら。

転職から、自分を知る

わたしは、どういうわけか、3箇所の社会保険労務士事務所に勤務しました。 どこも同じ仕事内容、使っているソフトまで同じでした。 けれども、職場はまったく違っていたのです。 人間が変わるとここまで違う・・ ...

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【自分がわからない】まとめ

今日は、鏡に写った自分に驚いている一つの絵を参考に、自分の二面性について考えてみました。

  • 自分が思っている自分と、他人が思っている自分は違うかもしれません。
  • 他人が思っている自分はどんな自分なのかフィードバックを得ることによって、探していた本当の自分を知ることができるかもしれません。

「この人はわたしのことをわかっていない!」と思いたくなったりもするかもしれませんが、もしかしたら、まだ知らない本当の自分かもしれませんしね。

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うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

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