今日は、保育園の保護者会でした。
そこで、園長先生から、「無財の七施」というものを教えていただきました。
施しをすることが大事だと、お釈迦さまからお話をいただいた人々。
けれども、施しをするためのお金も物ももっていない、貧しい人々はどうしたらよいでしょう?
それにお釈迦さまがお答えになれたのが、「無財の七施」なのだそうです。
Contents
無財の七施とは?
雑宝蔵経に説かれる財物を損なわない七つの布施として、次の行いが説かれる。布施波羅蜜では「無財の七施」という[2]。
- 眼施:好ましい眼差しで見る。
- 和顔施(和顔悦色施):笑顔を見せること。
- 言辞施:粗暴でない、柔らかい言葉遣いをすること。
- 身施:立って迎えて礼拝する。身体奉仕。
- 心施:和と善の心で、深い供養を行うこと。相手に共振できる柔らかな心。
- 床座施:座る場所を譲ること
- 房舍施:家屋の中で自由に、行・来・座・臥を得させること。宿を提供すること。
出典:ウィキペディア 布施
たとえ、お金や物や知恵など、何ももっていなかったとしても、
やさしい眼差し、
にこやかな顔、
やさしい言葉で、人に接することはできるし、
労働や、
心くばり、
家を、提供することはできる、という教えだそうです。
こんなわたしにも、身近な人のためにできること、たくさんありましたね!
子育てでも
園長先生は、これを子育てでも実践してください、とお話しなさいました。
大人だったら、子どもにたいして、
やさしい眼差しを向けてあげることも、
にこやかな顔でいることも、
やさしい言葉を選ぶことも、
気遣いをしてあげることも、
すべてできるはずです!とのお言葉。
残念ながら、息子に怒ってばかりいたわたし・・・
反省した次第でした。
欲しがる物を与えることでも、どこかへ連れて行ってあげることでもなくて、
大事なことは、温かい心を共有することなのですね。
まとめ
今日は、「無財の七施」というものを教えていただきました。
たとえ何ももっていなかったとしても、人の幸せのために実践できる7つのことです。
それを、子育てでも意識できたら、よいですね。
忙しくてかまってあげられなくても、子どものためにできることは、こんなところにあったのですね。
素朴な毎日に、幸せを感じます。
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