日々雑感

謎の開かずの間

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近所の古民家にて

今日は、近くの古民家を見せていただきました。

土間があって、板の間があり、その奥に和室、と続いています。

和室には、神棚とお仏壇。

ふと、その後ろにもう一部屋分、空間があることに気がつきました。

ところが、そこへ通じている引き戸は、釘で打ち付けてあります・・・

まさに、開かずの間。

一体、あの部屋には、何があるのでしょう?

どうして、入れないようになっているのでしょう?

気になって、どうしても考えてしまう、今日このごろです。

 

心のなかの開かずの間

わたしたちの心のなかにも、開かずの間が、あるような気がします。

思い出したくない過去のトラウマ。

深い心の傷。

 

開かないようにして、心の奥底にしまいこまれています。

けれども、何かのときに対面せざるをえなくなることがあります。

まさに、子育てなど、子ども時代の自分が出てきたりします。

 

そんなとき、どうしたらよいでしょう?

 

わたしの場合は、それを、ただみつめています。

胸が苦しくなる感じ。

その感じを、そのままにしておきます。

 

すると、あるとき、ふっとあたたかくなれる瞬間があるのです。

傷ついている自分を、やさしくいたわれる、一歩離れた自分が出てくるときがあるのです。

 

そのとき、そのつらい体験のよかったところや、糧になったところが、認められるようになります。

時間はかかりますが・・・

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ともふく

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

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