農園日記

ブロッコリーの農家事情

Contents

葉は何枚残す?

この春も、ブロッコリーの季節がやってきました。

うちの農園の主力作物の一つです。

 

このブロッコリー、収穫したら、茎や葉をカットする作業に入ります。

 

まず、先端から長さ15センチほどのところで茎をカットし、

葉を数枚残して、あとの葉は切り落としてゆきます。

 

その葉を何枚ぐらい残すか?

それは、出荷先によって異なるのです。

 

たとえば、○イシックスさんのように、お客さまに輸送するところですと、

花蕾(「からい」と読みます。ブロッコリーの花の部分。食べるところ。)を保護するために、ちょっと多めに葉を残すとか・・・

 

あるいは、機械で袋詰めするところへ出荷するときは、

葉が出ていると機械に引っかかるので、葉はほとんど切り落とすとか・・・

 

主婦としては、食べない葉っぱの部分は、切り落としてもらった方が手間が省けますけれどね。

 

大きいとお得?

また、花蕾の大きさも、出荷先によって異なるのです。

 

先程の例にもあげました○イシックスさんのようなところですと、花蕾の大きさは何センチと決まっています。

けれども、それだと若干小さめ。

お客さまに輸送するところでは、箱の中に他にもいろいろお野菜を詰め込まなくてはならないので、あまり大きいのものは敬遠されるのです。

 

一方、スーパーや道の駅など、店舗に並べるときには、大きい方が好まれます。

お得に見えますからね。

 

けれども、大きくても小さくても、蕾の数は同じです!

ご注意を。

 

 

あなたが日頃やっていらっしゃること。

ちょっとしたことでも、きっと、誰かの情報になります!

ブログの書き方、ぜひスポットセッションからおはじめくださいね。

     無料メルマガ登録はこちら
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

-農園日記

© 2024 わたくし 研究室