日々雑感

シュタイナー教育の外遊び

シュタイナー教育の場をつくりたい!

とお考えの、ママさんや先生方などが集まって、定期的にミーティングを開いています。

 

前回のミーティングの様子はこちら。

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矛盾を乗り越える力

シュタイナー保育園はあるけれど、 小学校以降も、シュタイナー教育を続けたい・・・ というママさんたちや先生方が集まって、 シュタイナー教育の場を作ろう! ということで、定期的に話し合いをしています。 ...

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今回、わたしたちママたちが提案させていただいたのは、

土曜日などに、思いっきり自然体験をさせたい!

でした。

 

イメージとしては、プレイパークのようなものが近いでしょうか?

 

すると、シュタイナー教育の先生方にこぞって反対されてしまいました。

 

シュタイナー教育では、自然体験や外遊びはダメなんでしょうか??

それは、なぜでしょう??

 

吸う・吐くの呼吸のリズム

シュタイナー教育では、リズムを重要視されているそうです。

たとえば、シュタイナー幼稚園の一日の流れも、呼吸のリズムを大事にされているそうです。

 

呼吸のリズムというのは、

吸う時間 = 内に向かって集中する時間

吐く時間 = 外に向かって発散する時間

なのだそうです。

 

朝登園して、お部屋の中で遊んだり、輪になってお歌をうたったりするのは、吸う時間。

その後、お外で自由に遊ぶのが、吐く時間。

そして、吐いた後には、またお部屋に戻って、心静かに吸う時間をもつのがよいのだそうです。

 

ということは、自然体験のように、一日屋外に出っ放し、ということはシュタイナー教育ではしないそうなのです・・・

 

外遊びは簡単?

しかも、先生方に指摘されましたのは、

「外遊びは簡単なのよ。」

 

自由に外でワーっと遊ばせておくのは、簡単にできるけれど、

それよりも、心静かに、グーっと内面へ向かって集中させられるような遊びに導く方が難しいのだそうです。

 

けれども、子どもが内へと向かう、その神聖な時間がとても大事なのだそうです。

 

お部屋の中での遊びの重要性を強調されたのでした・・・

 

息子のシュタイナー保育園の様子はこちら。

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ご自身のこれまでの経験。

それは、きっと、財産になります。

まずは、自分を知ることから、はじめてみませんか?

スポットセッションで、お待ちしています。

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うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

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