日々雑感

見えないものを撮る

写真教室に通い始めました。

 

毎月宿題が出されるのですが、その課題が「やさしいきもち」。

 

やさしいきもち、なんて、目に見えないですね。

それを、どう撮ればいいか・・・悩みます。

 

Contents

目に見えないものを見る

わたしたちは、ものを見て、そこから意味を汲み取っています。

 

たとえば、色。

淡い色、暖かい色から、やさしさを感じることもありますね。

 

それから、形。

赤ちゃんの柔らかな手の形とか、花の繊細なまあるい花びらとか、そこから感じるもの。

 

実際に見ているのは、光や色であったり、何かの物体であったりするのですが、

そこから、感じるもの、意味の方こそを見ているのですね。

認識の世界ですね。

 

前提としてのコンセンサス

あるものを写真に撮って、何某かの意味を伝えようとするとき。

そのためには、その写真を見ている人も、その写真に写っているものを見て、その意味を連想できなくては伝わりません。

 

つまり、前提として、共有している体験・価値観が必要なのですね。

 

たとえば、ふわふわのクラゲを撮って、「やさしいきもち」を伝えようと思っても、

写真を見ている人が、クラゲを見てもやさしいきもちにならなくて、ちょっと怖い感じを受けるということもありえます。

 

クラゲ = やさしさ

は、コンセンサスを得ていないんでしょうね😅

 

何かを伝えたかったら、共有している認識に働きかけなくてはならない。

 

そんなことを考えながら、カメラを構えるのでした・・・

 

 

 

あなたの感性。

あなただけの、ユニークな、その感性。

それが上手に表現できたら、きっと、素敵な作品になります。

まずは、ユニークな本当の自分を知ること。

スポットセッションから、ご一緒に探しにゆきませんか?

     無料メルマガ登録はこちら
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

-日々雑感

© 2024 わたくし 研究室