自分がわからない

自分がわからなくて、生きづらくなったとき

わたしが農作業をしていて、一番つらい作業は・・・

肉体的にきつい、畑仕事ではなく、

収穫したお野菜を袋詰めする、出荷作業です。

 

みな同じ土から育った、お野菜たち。

味も栄養価も、それほど変わらないはず。

それなのに、形がきれいかどうかだけが求められるのです。

外側の形がきれいであるほど、高い値段で売られてゆきます。

 

皆同じ大きさ、そして、皆同じ形。

なにか、社会の縮図のようなものを感じます・・・

 

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【自分がわからない】KY

一時期、KY(ケー・ワイ)という言葉が流行りましたね。

KY=K気がYめない。

 

「場の空気を読む」ということは、「顔色を窺う」ことと同義といってもよい。集団や社会への親和性という面から見れば、周囲の人の反応を意識することであり、他人の表情や言動から、自分の行動への評価を見つけ出すことである。

場の空気を読むことに長ける人は集団への親和性が高くなり、逆に場の空気を読めない人は集団内の人々からの評価が低くなる傾向が見られる。これは日本に限ったことではなく、他の国々でも同様の傾向があると思われる[8]

出典:ウィキペディア 場の空気

 

周りの空気が読めなくて、浮いてしまう困った人。

皆と同じように行動できることが、求められる社会。

 

どうしても、皆と同じようにできない人は、どうしたらよいのでしょう?

 

わたしは、子どものころから、まさしくKYでした。

皆と同じようにやっているつもりなのに、なぜかわたしだけ先生に怒られる、友だちから仲間外れにされる。

幼稚園のとき、幼心にすでにそのことに気がついていました。

「わたしって、ついていないなあ・・・」

そう、当時は表現していました。

 

そして、とりあえず、目立たないようにしようと、自分を抑えるようにしていました(なかなかできませんが、自分では抑えているつもり)。

わたしなりの処世術ですね。

 

それと同時に、どこが皆と違うのか、知りたくて仕方ありませんでした。

相手の顔色を伺うようにしてみました。

 

今でもそうです。

わたしが普通にやると、やはり、ズレてしまうので、やる前に周りを伺ってからかからないと間違えます。

今のご時世のように、リモートになってしまいますと、周りを伺いたくても情報量が足りませんので、やはり、失敗します・・・

 

【自分がわからない】自分をやめたくなったとき

困った人がいたとき。

他人でしたら、距離を置くことができますね。

でも、それが自分だったら・・・

 

この自分からは離れられません。

何が悲しくて、こんな性格に生まれついたのでしょう。

本当に、わたしには、わたしが一番迷惑しているんです。

 

では、やめたくてもやめられない自分をどうしたらよいでしょう?

 

わたしの場合は・・・

あきらめました

 

人に迷惑をかけないことを、あきらめました。

人並みにできるようになることを、あきらめました。

 

おかげさまで、今わたしの周りにいてくださる方は、心のやさしい方たちばかりです!

 

できることではなくて、できないことで、人脈を作る。

こういう、自分開発の仕方も、ありかもしれません・・・

 

【自分がわからない】まとめ

今日は、自分の困った性格から、自分と向き合うことについて考えてみました。

  • 集団生活のなかでは、皆と同じ価値観や行動を求められる場面が多くあります。
  • そんなときに、人と同じようにやろうとせずに、無謀でも、自分のままに行動してみる。
  • そうしていたら、気がつくと、あなたの周りは、あなたにふさわしい環境に整っているかもしれません。

人との関わり方については、こちらにも書いてみました。

人の意見に傷つかない方法

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うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

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