日本には代表的なシュタイナー学校が、7校あるそうです。
東京に2校と、神奈川、北海道、愛知、京都、福岡にそれぞれ1校だそうです。
シュタイナー教育は自由教育の象徴的存在とも捉えられており、日本では知識偏重の受験教育に対する代替として支持を集めている[8]。日本では実践は受け入れられるが、思想は敬遠される傾向がある[8]。
出典:ウィキペディア シュタイナー教育
わたしが住んでいるような田舎には、もちろんシュタイナー学校はありません。
でも、学校はつくれなくても、せめてシュタイナー教育に則った学びの場をつくりたい!
と、有志のお母さまたちや先生方が集まって、定期的にミーティングを開いています。
今日は、そこでの1コマを書いてみます。
Contents
発達の順番に寄り添う
ミーティングに参加された方のなかで、児童養護施設にお勤めに行かれている先生がいらっしゃいました。
その先生のお話ですと、言葉がうまく話せないお子さんは、指先がうまく動かせないのだそうです。
それは、発達の順番があるからなのだそうです。
まず、手先をはじめとする身体の運動ができるようになってから、言語能力が発達するのだそうです。
かしこい子に育てたかったら、早期教育ではなくて、遊ばせること!
意外に感じますね。
大人ができること
大人と子どもの言葉の世界は、違うのだそうです。
大人にとって言葉は、意味内容の伝達をするものです。
けれども、子どもにとっては、そうではない・・・
それは、感情を表そうとするためのものだそうです。
だから、子どもに対して、説明をしたりする必要はないのだそう。
大人がやってあげるべきなのは、子どもが言いたかったことを、「〇〇だったね」と、代弁してあげること。
気持ちと言葉の橋渡しをしてあげることなのだそうです。
言葉の原体験をさせてあげるのですね。
まとめ
今日は、子どもと言葉について、書いてみました。
子どもの言語の発達の基礎には、運動があるということ。
ですから、脳に直接働きかけるのではなくて、赤ちゃん時代から、自由に動き回れる空間と時間を用意してあげることなのだそうです。
そして、子どもにとって、言葉は感情を表すもの。
うまく感情と言葉が結びつくように、言いたかったことをふくらましてあげることなのだそうです。
生きた会話によって、心が開かれてゆくのですね。
大事な子ども時代。
たくさん遊ばせてあげたいですね。
子どもへの配慮については、こちらにも書いてみました。
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