日々雑感

才能がなくたって

「何に向けて努力したらよいか、わからないんです・・・」

こう相談したときのこと。

その方は、わたしにこうおっしゃいました。

「努力しなくてもいい、ということを覚えておくのも大切だよね。」

 

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生きているだけでいい

「人生に絶対を求めすぎて、人生がみえなくなっているんじゃない?」

とも、言われました。

なるほど、そうかも!

わたしは難しく考えすぎていたんだ、と救われる思いがしました。

心が軽くなった瞬間でした。

 

「まずは、死ぬまで生きることだよ。」

そう、言われました。

何もできないけれど、ここにいるわたしを肯定できるような気がしました。

もしかして、生きているだけでいいんじゃない?

 

才能もなくていい

何か一つのことに才能があって、それを突き進んでゆく人生に憧れていました。

スポーツ選手とか、芸術家とか。

だから、自分が月並みの才能しかもっていないことに気がついたとき、何を仕事に選んでよいかわからなくなりました。

 

最近、ある社長さまの子育て論をお聴きしました。

その方曰く、

好きなことをやりなさい!、と子どもに言うのではなく、

今やっていることを好きになりなさい!、と教えるのだそうです。

好きなこと・やりたいことが決まっているのは、ほんの一握りの人たちで、

ほとんどの人は、特にやりたいことも、人より抜きん出て才能があることも、たいしてないのだから、ということだそうです。

 

なるほど!

この方に育てられたかった(笑)

才能がなくてもよかったのですね。

今やっている仕事を、楽しくやる技術こそを磨いておくべきでした。

 

結論

肩肘張って、何かやらなくては、とやるのもよいけれど、

肩の力を抜いて、目の前のことを楽しむことも大事。

 

楽しみながら、今やっていることの能率を上げるように努力する。

そうすると、気がつけば、能力が磨かれている・・・

 

能力は探すのではなくて、磨くものなのですね。

 

いままで、ご自分が磨きつづけてきた能力。

実はあるかもしれません。

スポットセッションでは、今もっていらっしゃるご自分の能力をみつけるお手伝いをいたします。

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うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

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