日々雑感

3.11によせて

"Arbeit macht frei"

「労働は自由をもたらす」

ナチス政権下で、強制収容所の門に掲げられていた言葉です。

 

10年前の今日、福島にいた知人は、これと同じ標語を福島で見たと言います。

それは、「原発は未来のエネルギー」。

どちらも、大きな嘘だ、と。

 

Contents

感情は共有

わたしは、専門だったにもかかわらず(一応、法学部→法学研究科に在籍していました)、どうしても(?)政治には疎いのですが、これは、よく考えなければいけないことだと思っています。

わたしたちの幸福な生活を守るには、どうすればよいのか。

 

以前、言葉について書いてみましたが、言葉の意味がわかるって、不思議ですね。

言葉の意味から、自分を知る

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意味が通じ合うということは、意味は、この個人以前にあって、普遍的な広がりをもっているようです。

 

それと同じことが、感情にもいえるように思います。

1000年以上前の万葉集の和歌に共感できますし、地球の裏側のまったく別の民族のゲーテの詩にも涙します。

感情もまた、この個を超えている・・・

 

そう思ったとき、ふと、感じたことがありました。

感情は一人ひとりのなかにバラバラにあるのではなく、共有しているのではないかと。

自分一人の感情ではない。

つまり、この世でたった一人でも不幸な人がいたら、わたしは幸福ではいられないということです。

 

幸福は義務

だから、わたしたちは、人類の平和のために(!)楽しくしていなければならない・・・・

と、思うようになりました。

楽しくしていることは、権利ではなく、義務なんだ、と。

 

わたしたちの幸福を守るためには、不幸な感情をなるべく抱かないように努力しなければ。

その感情は、わたし一人の感情ではないのだから・・・

 

真剣に人生を楽しむこと。

それは、自分一人のためではなくて、みんなのためにもなるのだ、と感じています。

 

むすび

今日は、わたしたちの幸福な毎日を守るにはどうしたらよいか、考えてみました・・・

(結局、政治的に考えられませんでした・・・)

 

この世でたった一人でも、不幸な人がいたら、わたしは幸福ではいられない。

だから、幸福な感情を保つことは、権利ではなく義務である!

 

真剣に、人生をエンジョイしましょう(笑)

未来を変えるために・・・

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うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

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