シュタイナー保育園はあるけれど、
小学校以降も、シュタイナー教育を続けたい・・・
というママさんたちや先生方が集まって、
シュタイナー教育の場を作ろう!
ということで、定期的に話し合いをしています。
前回のミーティングの様子はこちら。
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Contents
子どもと言葉
日本には代表的なシュタイナー学校が、7校あるそうです。 東京に2校と、神奈川、北海道、愛知、京都、福岡にそれぞれ1校だそうです。 シュタイナー教育は自由教育の象徴的存在とも捉えられており ...
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世間との矛盾
今回の話し合いでは、水彩の先生がご自身の葛藤をお話ししてくださいました。
その先生は、長年、週末クラスを開講していらっしゃいました。
普段は公立の小中学校に通っている子どもたちが、土日にシュタイナーの水彩画を習いにやってきます。
そこでは、普段の学校とは、全く違った世界が展開しています。
そこで、先生は悩まれたそうです。
「子どもたちのなかに矛盾を生んでしまうのは、どうなのかしら・・・?」
乗り越える力
けれども、その先生は、このように信じるようになったそうです。
「(シュタイナーの芸術的)体験があることは、大きい」、と。
たとえ、子ども本人がすっかり忘れてしまったとしても、何かのきっかけで、ふとその感覚を思い出すことがある。
それが大事なのだ、と。
シュタイナー教育がめざすのは、
世の中に適応できる人材
ではなく、
世の中を創ってゆける人材
なのだそうです。
自ら「創り出せる」人になるには、芸術体験がとても重要なのだそうです。
自分のなかの何かを耕すしかないのだから、だそうです。
美しいものに触れる体験。
あたたかい、生の体験。
それが、力になってゆくのですね。
矛盾を乗り越える。
アウフヘーベン・セッションで、その考え方を学んでみませんか?