日々雑感

子ども時代の記憶

今日は、とてつもない強風でした。

立っているのもやっとなくらい。

畑に植えたばかりの苗たちが、無事かどうか心配です・・・

 

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春の風の思い出

さて、そんな心配をよそに、春の強風で思い出したのは、

メアリー・ポピンズ!

 

春の西風に乗って、こうもり傘につかまって空へ飛び去ってゆく、メアリー・ポピンズ。

子どもの頃に本で読んでから、目に焼き付いて離れない絵のひとつです。

 

「傘につかまって空を飛んでみたいな・・・」

子ども心に、そう思っていましたっけ。

 

同じ風でも

さて、傘につかまって飛び去ってしまったお話には、もう一つ思い出が。

かの有名な、ホフマンの『もじゃもじゃペーター』の一番さいご、「空とぶローベルトのはなし」です。

 

女の子も男の子も部屋にじいっとしている大嵐の日に、ひとり傘をさして出かけていったローベルト。

ところが大変、風が傘をつかんで、泣き叫ぶローベルトを空高く運び去ってしまいました。

 

この本の挿絵は、とても怖かったので、よく目に焼きついています。

「傘につかまって空へ飛ばされたら、大変・・・」

 

むすび

今日は、春の風の思い出でした。

 

子どもの頃に印象に残ったものは、ふとしたことから突然思い出されるものですね。

それも、視覚や、感情や、そのときの身体の感じまで。

 

今、大人になって子育てをしているけれど、今息子が感じたことが、もしかしたら大人になるまで覚えている思い出になるかもしれないのですね。

そう思うと、責任重大です・・・

 

「幼少期の記憶が、人生を決める。」

自分を知るために、幼少期のことを振り返ってみることは、助けになるかもしれません。

 

子ども時代から自分を知ることは、こちらにも書いてみました。

子ども時代から、自分を知る

子どもたちよ 子ども時代を しっかりと 楽しんでください。 おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。 石井桃子   近所の図書館で、石井桃 ...

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うめとも

田舎で農家のパートをしながら、やんちゃな一人息子の子育てに励むシングルマザー。息子の成長とともに、自分のキャリアを再び考え始める。ドイツ哲学が好き。

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